Love's Lines,Angles And Rhymes 愛の輪舞
祝CD化!

ジャジャーン!
フィフス・ディメンションといえば、最も多くのローラ・ニーロナンバーをカヴァーし、商業的な成功も収めた、まさにローラ・カヴァーを語る上で最も重要な存在。前項「東芝音楽工業」ネタのコメント欄でもちょうど「フィフス・ディメンションのライブ、なぜCD化されないのか?」などと訝っていたところ、抜群のタイミングでCD化の朗報が入りました!いままでCD化されていなかった後期アルバムが再発CDレーベルCollectors'Choice Musicからリリースとなったようなのです。(HMVジャパンのHPによると3月30日発売予定)
さーて、ここで今回のCDと収録のローラ・カヴァーのおさらい。
●Portrait/Love's Lines,Angles And Rhymes
アルバム"Portrait"には"Save The Country"が収録、"Love's Lines~"には"Time And Love"、"He's A Runner"の2曲が収録。特に"He's A Runner"はもしかして初のCD化では?Group Homeというアーティストが"Supa Star"という曲で、このフィフス版の"He's A Runner"をサンプリングしているらしいのですが、未確認です。。(確認した方は、どんな使い方だったか教えて下さい~。)
●Live!
アナログでは2枚組みのライブ盤でした。ここで聴けるのはなんと怒涛のローラ6曲メドレー!
Laura Nyro Medley="Stoney End/Stoned Soul Picnic/Sweet Blindness/Wedding Bell Blues/Save The Country" さらにメドレーとは別に"Eli's Coming"。もしやStoney EndとEli's Comin'はライヴ盤オンリー?もしもそうなら、もったいなーい。
●Individually And Collectively/Living Toget
"Individually and Collectively"には"Black Patch"収録。これはベストCD2枚組にも入っていた名曲。De La Soulもあの印象的なアカペラのイントロをサンプリングネタに使っていました。
というわけで、アナログ入手もさほど困難ではないタイトルでしたが、それでも世の中、音楽好きでさえアナログプレーヤー持っていない人が圧倒的に多いという現実の中、此度のCD化はまことにウレシイ限りです。
★Love' Linesつながりでとっておきのnyro-esqueものをひとつご紹介。

●Dorothea Joyce/Enlightenment
(Evolution3015)1972
Dorothea Joyceとは何者なのか?当方は寡聞にして知りませんが、上記のフィフス・ディメンションのアルバムのタイトル曲で、1971年4月にビルボードチャート19位のヒットを記録した"Love's Lines,Angles And Rhymes"の作曲家です。もともと作曲家として活躍していたようで、この1972年のこのアルバムではセルフカヴァーという形で歌っています。神秘的な静けさで始まって、神の啓示の光が差しこんでくるかのような盛り上がりをみせる後半のドラマティックな展開が、あ~ら不思議、Nyro-esqueなんですなあ。
これを聴くと、もしかしたらフィフス・ディメンションが「次にどの曲を歌うか」とカタログを検討する際に、これまでに抜群に相性のよかったローラ・ニーロを念頭において「ローラのような女性アーティストの曲」を探してDorothea Joyceのナンバーに出会ったのでは?なんてなことを想像してしまうのでした。(本当のところはどうやってこの曲を歌うに至ったのか全く知らないのだけれど・・・。)
ともかく、このアルバムはLove's Lines~以外の曲も全てヨシ、そして歌唱もヨシ、ローラファンにはおすすめのアルバムです。

*某氏に譲っていただいたプレスリリースに載っていたDorotheaのポートレイト





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