ローラ・ニーロを大合唱

Lnm2008leaflet

さて、今年は趣向を変えて、ライブを中心としたイベントとなりましたLaura Nyro Memorial Meeting2008のご報告です。
いやあ~。それにしてもすごい光景でした。みんなでローラ・ニーロを歌っちゃうんですよ。
それも初めて会った人たちがいきなり合わせて。信じられる?
以下、ライブタイムの内容を簡単ですがご報告いたします。

Laura Nyro Session Band
1.Woman's Blues
2.Stoney End
3.Gonna Take A Miracle
4.Captain for Dark Mornings
5.Wedding Bell Blues
6.Stoned Soul Picnic
7.Sweet Blindness

Laura Nyro Session Band:elliさん(vocal) 薄着さん(piano) RUBENさん(bass)
かんとくさん(drums) nachiko*さん(percussion) シホ嬢さん(chorus)

■昨年のイベントで、アカペラで"Luckie"を聴かせてくださったelliさん。彼女の存在こそLaura Nyro Session Bandを生んだきっかけでした。ずっと昔からローラを歌ってきたという彼女の声が、バンドの演奏に乗り、コーラスが入ったら・・・やはりステキでしたただでさえテンポが自在に変化したり、合わせるのが難しいローラの曲をやれちゃうバンドのみなさんに敬服です。

さて、続いては飛び入りゲストによる演奏!(この日初めて顔あわせのみなさんです。ドキドキ。)

しづたさん
(with Laura Band)
1.Stoney End
2.Stoned Soul Picnic

■ご自分では「練習不足」なんておっしゃってましたが、なんのなんの。堂々として、ソウルフルでとてもステキでした。Laura Bandのコーラスも入ってにぎやかに♪surrey~♪ちょっとくらい歌詞を間違えたってhappy♪な雰囲気で

blueberryさん
(with Laura Band)
1.Money
2.And When I Die

■blueberryさんはローラの来日時に東京から名古屋のライブまで行った熱狂的なファンの方。うらやましいことに、ライブ後はサインをもらい"Please come to Japan again!"とメッセージも伝えたそうです。
1,2ともにSeason of Lightヴァージョンで。歌もさすがにローラへの愛情を感じさせるすばらしさ。この難しい曲をいきなり合わせたバンドのみなさんもエライっ。

晴介さん(guitar)+blueberryさん
1.Sweet Blindness
2.Stoned Soul Picnic

■晴介さん(松山晴介さん)はシンガーソングライター。ローラ作品との出会い、ご自身の創作に与えた影響、特にローラのピアノをギターでどう表現するかということをずっと考えていたというエピソードはとても興味深いものでした。
本当はご自身で弾き語りの予定が、この日初めてblueberryさんに会って、一緒に歌おう!ということで誕生したユニットですが、アコースティックギターの音色とblueberryさんの声という組み合わせはとてもその日に合わせたと思えない格別の雰囲気でした。晴介さんはトークもばっちり、観客にもコーラス参加を呼びかけて、大いに乗せてくれました。飛び入りセッションタイムのハイライト。

Ecckoさん(ピアノによる弾き語り)
1. Woman Of The World

■最後に、前日に飛び入り参加の手を挙げてくださったEcckoさん。なんと"Woman Of The World"をピアノの弾き語りで披露してくださいました。もうこの選曲だけで私は泣きそうになっちゃいました。若いETさんの可憐だけれど存在感のある声はローラへの永遠の憧れを表現しているようで、ローラに捧げるライブセッションの最後にふさわしい余韻を響かせてくれたパフォーマンスでした。

そしてライブ後は・・・お宝披露タイム?
さてさて、ライブ後は、ローラ・ニーロリクエストタイム。今回は音響のよい会場ということもあり、せっかくなので、お宝を持ち寄りましょう!という呼びかけにファースト、セカンドのモノラル盤を聴かせていただくことができました。特にEli~を持って来て下さった方はモノ用カートリッジまで持参していただいて、完璧な状態でかけられました。会場に集まったファンの方々はみなさん熱心なマニアも多かったと思いますが、やはり普段は大音量でローラをかけて、それもみんなで楽しむなどという機会はそうそうないと思います。すばらしい音に聴き入っては、またあれこれとローラの音楽について語り合えました。本当に参加いただいた方、ご協力いただいた方に感謝しております。どうもありがとうございました~唯一心残りは、音源を持って来て下さったのに時間がなくてかけられなかったこと!これは残念でなりません。また機会があれば・・・その時はよろしくお願いいたします。

Special Thanks!
咲き誇る薔薇の花を持って来て下さったthe5starlitさまう~ん、さすが!の粋なお心遣いに感激どうもありがとうございました

参考:ライブ前のDJタイムのセットリストはコメント欄にて後ほど・・・。

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いよいよ本日!Laura Nyro Memorial Meeting2008のお知らせ

今年もまたLaura Nyro Memorial Meetingを開催することになりました。

昨年末は紙ジャケ発売で話題になったり、今年は「レコードコレクターズ」で特集が組まれたりと例年になく盛り上がっているローラ・ニーロですが、本年もローラの命日にあわせてローラファンの集いを実施します。最近、ローラを知られた方も、古くからのファンの方もお時間がありましたらお越し下さい。

「Laura Nyro Memorial Meeting2008
 ~For the love of Laura(ローラ・ニーロファンの集い)」

日時:2008年4月5日 18時~22時30分
場所:Next Sunday(JR阿佐ヶ谷駅下車)
料金:1500円(ドリンク別)
主催:RUBEN、ちゃんた(=ワタシです)
内容:DJ、トリビュートライブ

おおよそのタイムテーブルが決まりました!
18:00~19:30 Laura ClassicsほかDJタイム  
19:30~20:00 ローラ・セッションバンド演奏
20:00~20:30 Laura CoversほかDJタイム
20:30~21:00 飛び入りゲスト演奏(現在3名予定) 
21:00~22:30 Laura Nyroリクエストタイム
22:30 閉会

★なお、今回は参加型のイベントにしたいと思っております。下記の内容にて参加者を募集しておりますので、希望される方はご連絡下さいませ。

1.ローラの曲を演奏していただける方

今回ライブハウスでの開催になりますので、予定のライブ(30分)以外にも1時間くらいステージを解放します。
ローラを演奏して頂ける方広く募集いたします。
内容は、弾き語り、アカペラ、楽器による演奏、詩の朗読など、なんでも結構です。楽器のレンタルも可能です。
希望の方いましたらちゃんた までメールを下さい。

2.DJをやっていただける方

ローラの曲や関連の曲など、30分くらいDJをやって頂ける方を募集します。
アナログレコード、CD、iPodなど、メディアは問いません。音響設備の詳細が気になる方は上記の会場HPにてご確認下さい。
*なお映像機器はありません。プロジェクターなどを持ち込めば壁面を利用することは可能だそうです。

3.その他オリジナル盤やレア音源をお持ちの方

あなたの自慢のお宝音源を大きな音で鳴らしませんか?ファンのみんなで楽しみましょう。
初期作品のオリジナル盤モノラル音源との「聴き比べ」企画なども検討しております。
そんなもったいないことができるかって?まあ、そう言わず、じゃんじゃん持ち込んで下さい。
もちろん、ワタシも「お宝」とは言えないまでも、いろいろ持っていくつもりです。

タイムテーブルなど詳細が決まりましたらまたこの場でお知らせいたします。
ご不明の点やリクエストなどございましたら、コメント欄もしくはちゃんた までメールを下さい。よろしくお願いいたします!

追記(4/5)
★ピアノ弾き語りで飛び入り演奏をしてくださる方がまた増えました!お楽しみに!

★来場者プレゼントもご用意いたしました!最後に抽選かじゃんけんで決めます。お楽しみに!

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2008年の告知の前に・・・2007年4月のご報告

なんで今頃?それは単なるワタシの怠慢です。ハイ。
(11ヶ月前にちゃんと記事を書いてあったのに、なぜだか公開していなかった・・・。不思議。)
報告がないのは「イベントは失敗だったのでは?」と思われた方もいそうですね。(そんなことはないのですよ)
そもそもご協力いただいた方には真に不義理で失礼いたしました。どうかご容赦下さい。
以下、2007年5月に書いた文をそのままアップします。。

~Laura Nyro Memorial Meeting2007のご報告
遅くなってしまいましたが、4月7日に行ないましたイベント"Laura Nyro Memorial Meeting2007"のご報告として、当日かけた曲のリスト(と言っても完全ではないのですが。。)をアップします。

18時スタートで、まだお客さんも5~6人でしょうか。。ローラの曲のかけながら、なんとなくスタート。。
まずはワタシのセット
◆サンプリング&トリビュート
1.intro/De La Soul(Blackpatchサンプリング)
2.Kerma Elastica/Bobby Hughes Combination(Nicola Conte mix/Anita KerrのEli’s Comin’サンプリング)
3.Armand Assante/Hot Karl(prod.by Kanye West /Woman’s Bluesサンプリング)
4.Song For Laura Nyro/Terry Clarke(ローラ・ニーロに捧げる内容)
5.What Is Love/Gil-T(ローラの愛息によるトリビュート)
6.All Right/Visionaries(Farmer Joeサンプリング)
7.Far Out(portrait of Laura Nyro)/Arne Mellnas(スウェーデンの現代音楽家によるローラの歌詞朗読とテープコラージュ)
8.Laura Nyro/Cosmic Rough Riders

他にも用意していた音源があったのですが、自分でもちょっと違うかな?って気になってしまったので割愛しました。

◆次のセットはRUBENさん。テーマはローラ・ニーロを感じさせる アーティストの曲集。
1.We Gotta Get You A Woman / Todd Rundgren(RUNT)
2.Mother Nature Land/ The Rascals (Peaceful World)
3.Sometimes In Winter/ Blood, Sweat & Tears(same)
4.Call Me Home Again / Evie Sands(Estate Of Mind)
5.Rainbow Ride / Kathy McCord(same)
6.外はみんな /吉田美奈子 (扉の冬)
7.Love Makes A Woman/ Phoebe Snow(The Best Of Phoebe Snow)
8.It Wouldn't Have Made Any Differrence/ NICOLE WILLS
(Tell Me Rock)
9.Born To Be Together /The Ronettes (Back To Mono )
10.Long Way To Be Happy / Darlene Love(Back To Mono) 11.Stoned Soul Picnic /Swing Out Sister (Live)
12.Magic Pen /Essra Mohawk (same)
13.I Stand Alone Medley /Al Kooper(SOUL OF A MAN )

RUBENさん談「本当は、イーライ発表時のローラの周辺では、どのような音楽の動きがあったか?というのをDJでやってみたかったのですが…。来年にはどうにか形にしてみたいです。」とのことです。

このテーマ、ワタシのような後追い世代には特に興味深いので、ぜひ聴いてみたいところです。

◆続くワタシのセットも同じテーマ"nyro-esque(ローラ・ニーロを感じさせる曲)"だったのですが、ちょっとしつこかったでしょうか?
1.Envy/The Orlons
2.Ride A White Horse/Leslie Gore
3.You And I/Renee Armand
4.Only One Winner/Nazz(Todd on lead vocal version)
5.Rollin'/High Llamas
6.That's How Much I Need You/Soft Machine
7.Red Wind/Musica Orbis
8.Mad Mad Me/Wendy Waldman

ここでやっとこさ◆ローラ・ニーロの曲リクエストタイム!

◆またもやワタシのDJで"covers and more"
1.Stoned Soul Picnic/Piter e Funamboli(イタリア語カヴァー)
2.Goodbye Joe/Sylvia Vrethammar(スウェーデン語)
3.Beads Of Sweat/Moniqa Sunnerberg(スウェーデン語)
4.Gibsom Street/Moniqa Sunnerberg(スウェーデン語)
5.Luckie /High And Mighty
6.And When I Die/Joe90

ここらへんまではある程度キメてましたが、あとはグダグダと・・・
Wedding Bel Blues/Richard Groove Holmes
Eli's Comin'/Kazumi Watanabe
など、インストものをかけながらリクエストタイムに突入。。

スタートは6時でしたが、じわじわお客様が増え、おかげさまで後半には大盛況となりました。
よかったよかった。。みなさんも楽しんでいただけていたらウレシイのですが・・。
とにもかくにも、おつきあいただき、どうもありがとうございました!

~以下反省文~

私はといえば、まあ、よくもこんなグダグダなDJできたもんだと自分でもびっくりの手際の悪さ!本当に申し訳ない、お恥ずかしい。言い訳がましいのですが、個人的に3月から4月頭にかけて仕事がアホみたいに忙しく、悲惨な生活を送っておりました。7日当日も疲れきっていて、なんで今わざわざこんなことやるのか・・・みたいな状態でした。
そもそも誰かがやってくれれば私のよーな若輩者がやる必要なんてないのに。もとより超内向的で消極的な自分がイベント主催なんて、不思議でしょうがない。これもローラの魔力がさせるのかしらん・・・?

以上、2007年の報告でした。

そして。
なんだか「自分がやらなくても」なんて後ろ向きなことを書いていたくせに、性懲りもなく2008年もイベント、やっちゃうつもりでおります。(だって誰もやってくれないじゃん?)
近々イベント詳細は告知いたしますので、まずは4月5日の夜、スケジュール空けておいて下さいませ

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Laura Nyro Memorial Meeting2007

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★イベントのお知らせです!
Laura Nyro Memorial Meeting2007
 ~For the love of Laura(ローラ・ニーロファンの集い)~

今年は1997年4月8日にローラ・ニーロが亡くなってからちょうど10年になります。
昨年4月に開催し、たくさんの方とローラの音楽に浸り、素敵なひとときとなりましたイベント「ローラ・ニーロファンの集い」を今年も開催いたします!(※昨年のイベント概要はこちら

いつも当ブログにアクセスして下さっている方に限らず、ローラ・ニーロとその周辺の音楽が好きなみなさんと交流を深めたいと思っております。 ただただ音楽に聴き入るもよし、お宝自慢、情報交換、なんでも自由に楽しめる場になれば幸いです。
まだ詳細は決めておりませんが、ローラはもちろん、その関連音源やみなさまのリクエストの曲をかける予定です。秘蔵音源、お宝の持ち込みもお待ちしております。 ぜひぜひお気軽に遊びに来てください!
ロック、フォーク、ソウル、ジャズ、ポップ・・・さまざまな音楽性を内包し唯一無二の個性でいまもなお輝き続けるローラ・ニーロの世界を一緒に楽しみましょう。
日時:2007年4月7日(土) 18時~23時
場所:マッチング・モール
東京都杉並区高円寺南3-45-1永和ビル3F Tel 03-5378-1517
参加費:1500円(1ドリンク付き)
参考:設備はCDプレーヤー、アナログプレーヤーが各1台です。

※今回は会場のレンタル代がかかりますので、恐縮ですが参加費1500円とさせていただきます。ワンドリンクつきで、主催者からのささやかなプレゼントも企画しておりますので、ご理解いただければ幸いです。

ご質問や当日のリクエストなどのご要望はコメント欄に書き込みいただくか、もしくはこちら(ちゃんた)までメール下さいませ。

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Love's Lines,Angles And Rhymes 愛の輪舞

祝CD化!
Loveslinesandangels
ジャジャーン!
フィフス・ディメンションといえば、最も多くのローラ・ニーロナンバーをカヴァーし、商業的な成功も収めた、まさにローラ・カヴァーを語る上で最も重要な存在。前項「東芝音楽工業」ネタのコメント欄でもちょうど「フィフス・ディメンションのライブ、なぜCD化されないのか?」などと訝っていたところ、抜群のタイミングでCD化の朗報が入りました!いままでCD化されていなかった後期アルバムが再発CDレーベルCollectors'Choice Musicからリリースとなったようなのです。(HMVジャパンのHPによると3月30日発売予定)

さーて、ここで今回のCDと収録のローラ・カヴァーのおさらい。
Portrait/Love's Lines,Angles And Rhymes
アルバム"Portrait"には"Save The Country"が収録、"Love's Lines~"には"Time And Love"、"He's A Runner"の2曲が収録。特に"He's A Runner"はもしかして初のCD化では?Group Homeというアーティストが"Supa Star"という曲で、このフィフス版の"He's A Runner"をサンプリングしているらしいのですが、未確認です。。(確認した方は、どんな使い方だったか教えて下さい~。)

Live!
アナログでは2枚組みのライブ盤でした。ここで聴けるのはなんと怒涛のローラ6曲メドレー!
Laura Nyro Medley="Stoney End/Stoned Soul Picnic/Sweet Blindness/Wedding Bell Blues/Save The Country" さらにメドレーとは別に"Eli's Coming"。もしやStoney EndとEli's Comin'はライヴ盤オンリー?もしもそうなら、もったいなーい。

Individually And Collectively/Living Toget
"Individually and Collectively"には"Black Patch"収録。これはベストCD2枚組にも入っていた名曲。De La Soulもあの印象的なアカペラのイントロをサンプリングネタに使っていました。

というわけで、アナログ入手もさほど困難ではないタイトルでしたが、それでも世の中、音楽好きでさえアナログプレーヤー持っていない人が圧倒的に多いという現実の中、此度のCD化はまことにウレシイ限りです。

★Love' Linesつながりでとっておきのnyro-esqueものをひとつご紹介。
Enlightenment
●Dorothea Joyce/Enlightenment
(Evolution3015)1972
Dorothea Joyceとは何者なのか?当方は寡聞にして知りませんが、上記のフィフス・ディメンションのアルバムのタイトル曲で、1971年4月にビルボードチャート19位のヒットを記録した"Love's Lines,Angles And Rhymes"の作曲家です。もともと作曲家として活躍していたようで、この1972年のこのアルバムではセルフカヴァーという形で歌っています。神秘的な静けさで始まって、神の啓示の光が差しこんでくるかのような盛り上がりをみせる後半のドラマティックな展開が、あ~ら不思議、Nyro-esqueなんですなあ。
これを聴くと、もしかしたらフィフス・ディメンションが「次にどの曲を歌うか」とカタログを検討する際に、これまでに抜群に相性のよかったローラ・ニーロを念頭において「ローラのような女性アーティストの曲」を探してDorothea Joyceのナンバーに出会ったのでは?なんてなことを想像してしまうのでした。(本当のところはどうやってこの曲を歌うに至ったのか全く知らないのだけれど・・・。)
ともかく、このアルバムはLove's Lines~以外の曲も全てヨシ、そして歌唱もヨシ、ローラファンにはおすすめのアルバムです。
Dorotheasheet0015
*某氏に譲っていただいたプレスリリースに載っていたDorotheaのポートレイト

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Trains of puzzle・・  
東芝音楽工業メモリアル

昨年アップしようとしていたネタを今やっと投下します。。

先般、東芝、音楽事業撤退/EMI株売却のニュースが「ユーミン」「宇多田」「永ちゃん」「ビートルズ」「椎名林檎」などの名前とともに報じられました。
で、便乗してnyromaniacな「東芝音楽工業特集」~をやりたかったんですが、あいにくタマが集まらず。そうこうするうちにすっかり時機を失してしまいました。まぬけ~。

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●フィフス・ディメンション/ソウル・ピクニック
(東芝音楽工業 LR-1961)解説・大森庸雄
たまに「フィフス・ディメンションのソウル・ピクニック」と書いてあるのを見かけるので、そうじゃないかとは思ってましたが、やはり「ストーンド」はついてなかったのね。同名アルバムの方は「ストーンド・ソウル・ピクニック」なのでシングルと使い分けたかったのか?
日本盤はスリーヴが二つ折りで中に解説と歌詞がついているのですが、解説文の中で「Laura Nyro」は「ローラ・ナイロ」という表記でした。最初はニーロ・ネロ・ナイロが混在してたみたい?日本盤 60年代ロックLP図鑑 洋楽編によれば、1967年10月のキングレコードのリリース情報に「『ローラ・ナイロ/ローラ・ナイロ』<FTS-3003>」という直輸入盤タイトルの記載があるそうだけど、実物は見つかっていないとか。もし発見されればこれが最古のローラ日本盤でしょうか?

ふと解説の横にある歌詞を見てびっくり。

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・・・。

かなり独創的・・・というか、めちゃくちゃです。誰が聴き取ったらこんなことになるのか?
いくらStonedっていっても、ここまでくるとTrains of puzzleですわ・・・。このシングルのリリース年がわからないのですが、フィフス・ディメンション盤"Stoned Soul Picnic"の本邦初出だったのかな?
参考:オフィシャルサイトに正しい歌詞が載ってますのでそちらと比べてみてください。

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●フィフス・ディメンション/スウィート・ブラインドネス(LR-2150)解説・大森庸雄
某オークションで3000円超えてましたが、これがなかなか見つからず悶々としてたところ、九州のシングルコレクター七院知様が送ってきてくださいました!なぜか和モノグルーヴ歌謡ネタと一緒に。
うう~。感涙。
「赤盤」ですよ。「エヴァークリーン」なんですよ!レッド・ワックス・カモン!

そして解説を読むと・・・「前作『ソウル・ピクニック』と同じくニュー・ヨーク生まれの女性フォーク・シンガー、ローラ・ナイラの書いた曲・・・」だって。名前の表記に新たにローラ・「ナイラ」が加わりましたよ。ローラと脚韻を踏んでますね。ナイロ・ニロ・ニーロ・ネロにナイラ。どんな活用だ?もう知らナイロ。←こらこら。

フィフス・ディメンションの「東芝音楽工業」発ローラ・ニーロカヴァーを順におさらいすると
・ソウル・ピクニック(LR-1961)
・スウィート・ブラインドネス(LR-2150)
ウェディング・ベル・ブルース(LR-2391)
ブローイング・アウェイ(LR-2452)
以上4枚でOK?もっとありそうな気もするなあ・・・。情報求む!

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●フィフス・ディメンションニューヒット4
(東芝音楽工業LP-4563)
「コンパクト盤」というのですね。5starlitさんにコメントで教えていただきました。4曲入りEPですが、前に紹介したBell盤が、まさにLPをコンパクトにした仕様で、スリーヴの材質もLPと同様の素材でちゃんと背中にタイトルも入るタイプなのに比べると、こちらはもっと薄手の袋状。インサートも解説もなく、裏面に歌詞の掲載のみ、とやや見劣りする感じ。こちらのほうが早くリリースされているので、コンパクト盤もタイトルが多く出るにしたがって仕様が充実してきたのかもしれません。ともあれ、コンパクト盤にはLPをCDサイズで忠実に復元した「紙ジャケ」類に通ずるような魅力がありますね。

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●ピーター・ポール&マリー/アンド・ホエン・アイ・ダイ([悲しみのジェット・プレイン」のB面)
(東芝音楽工業BR-2401)
解説:朝妻一郎

この解説文によるとローラは、<今「アンド・ホエン・アイ・ダイ」「ウェディングベル・ブルース」「エライズ・カミン」が同時にキャッシュボックスのチャートトップ10に入っている>という。
・・・「エライズ・カミン」!
「Nyro」の読み方ほどじゃないにしても、「Eli's Comin'」の日本語表記はやっかいみたいで、スリー・ドッグ・ナイトのシングルは「イーライス・カミン」となぜか'sがにごらないし、野口五郎なんて「イー・ライズ・カミン」って「イー」ってなんだそりゃ・・。いまでも音楽誌「ストレンジデイズ」で<アフィニティーのシングル「エリス・カミン」>とか書かれているしね。で、でも「エライズ」ってのもあったとは驚きです。
あほなことに感心してる場合ではない。スリードッグナイトの「イーライス・カミン」も東芝音楽工業から出ている(No.HR-2398)のですが、未入手。ロック日本盤シングルレコード大全―これで完璧!によると、「彼らの代表曲を'72年の定価改定の際に、新たに5ケタの別番号を用いずにHRからIPRへと記号のみ変更して再発するという例外的措置がとられた珍盤。」という解説が。ナニがなんやら・・・です。ともかく改定前盤も後盤も意外に見つからないんで「いらいら」させられてます。ハイ。

さてハナシをPPMに戻すと、これは記念すべき「一番最初のローラカヴァー」なのです。
日本盤リリースもこの盤が一番最初だったかどうかはちょっとわかりません。(←調べろよ・・・)
だって同じ東芝音楽工業でナンバーがLRとかBRとかあって、わかんないんだもん。

【追記】
いつかソニーも・・・なんてことになったら、そのときはCBSソニー特集やります。(うそ)
Barbra

●バーブラ・ストライザンド/ストーニー・エンド(b/wハニー・パイ)
(CBS SONY CBSA82091)1970
ジャケットの右肩にAIRPLAYシリーズというロゴがありますが、これはBS&Tのものと比べるとおとなしい。ローラのシングル「ストーンド・ソウル・ピクニック」もこのタイプのロゴが入っていたようです。(未入手ですけど)
ちなみにバーブラの解説文中では「イーライス・カミン」と書かれていました。「エライ」じゃなくて「イーライ」になっててエライ!・・・失礼しました。

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Far Out~ローラ・ニーロの肖像

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●Arne Mellnäs/Far Out(Portrait of Laura Nyro)
Realized in the studios of EMS,Stockholm 1970
Technical realization by Bertil Thernlund

スウェーデンの現代音楽家Arne Mellnäs(1933-2002)による、ローラ・ニーロの歌詞の朗読(というよりも言葉の断片)とローラの曲のコラージュによる作品で、Stockholm Festivalで1970年に発表された。このフェスティヴァルの音源を集めたLPは1968~1977年の間に8枚発売されていて、"Far Out"は"7"に収録。
左の写真V.A./Text Sound Compositions A StockholmFestival"(Fylkingen Records FYCD 1024:1-5)はオリジナル8枚のLPをアーティスト名順に並べなおして5枚のCDに収録し、ボーナストラック、ブックレットを加えたセット。
Text-Sound Compositions,、「音声詩」などあまり見慣れない言葉だが、spoken wordsに近いのだろうか。ポエトリーリーディングとは違う?じゃあラップは?・・・とか言い出すと他の話になってしまうので、ここではやめておく。(本当はそのあたりの定義についても知りたいんだけど。)
それにしても、なぜスウェーデンの現代音楽家がローラ・ニーロを素材にした作品を発表したのか?
CDボックスについていたブックレットにはこの作品についてほんの短い文しか載っていない。
Laura Nyro is an American popular singer,whom Mellnäs fell in platonic love with during a residency at San Francisco Tape Music Center.
他のサイトなどで彼が60年代の一時期サンフランシスコに滞在していたことも知ったが、上の一文ではローラ・ニーロの音楽との出会いについてわかることはほとんどない。しかし、作品を聴けば、確かに並々ならぬローラへの愛情を感じることができる。
トラックはおおまかに言ってPoverty TrainからStoned Soul Picnic、Save The Countryと流れていく感じだが、Once It Was Alright Now(Farmer Joe)やCaptain for Dark Morningsのフレーズが入っていたり、ちりばめられた言葉の断片はCaptain St.Luciferだったり・・・。とにかくじっくり聴いて「元ネタ」を探しあてるのも楽しい。かく言う私もまだ全てを把握しきれていない。素材まんまではなくて、ひねりもあり、興味は尽きない。Arne Mellnäsは生涯このような「音声詩」の作品は他に発表していないらしいが、ここまで直接的な形ではなくても、もしかしたら他にもローラに捧げた作品があるのかもしれないなあ・・・なんて想像してしまう。
ずっと時を経て、この作品が発表されてから27年後、1997年にリリースされたローラ・ニーロのトリビュートアルバムTime and Love: The Music of Laura Nyroの中に収録のJane SiberryがAnd When I Die、Stoned Soul Picnic、Eli's Comin'をメドレーにした"When I Think Of Laura Nyro"あたりと聴きくらべるのもおもしろいかも、と思った。そして同アルバム収録のDana Bryantによる"Woman's Blues"の"スポークン・ワーズ"カヴァーの感触と通ずるところもある。とにかく、国も時代もジャンルも性別も超えて「みんなローラに恋してる!」というのが感じられるのがたまらなくうれしい。

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最近入手タイトルいろいろ

あ~今年初めての更新です~。
年末年始にBSフジで吉田美奈子様がローラ・ニーロトリビュートするという番組が放映されていたようで・・知りませんでした。見逃しました。ショックです。。。再放送してくれーっ。
★もしご覧になった方いらっしゃいましたら詳しい内容を教えて下さい!

さて、記事の更新はさぼりにさぼっていますが、カヴァー集めは続けておりまして、ここ最近入手のタイトルをあげておきます。
Marylarodowicz2Imgp0321
●Maryla Rodowicz
金髪碧眼の妖しい美貌Polandの歌姫Maryla Rodowicz様です。
ポーランドのマドンナって感じの存在でしょうか?(テキトー書いてます。)このアルバムはチェコスロヴァキアと東ドイツでもリリースされたようです。
Stoney Endのカヴァーはかなりゆったりとしたテンポで始まったのでこりゃあ途中からテンポ変わるのかな?と思わせといて最後までそのままってのが意外。それにしてもたっぷりと歌いあげてますなあ。今のところ同曲カヴァーを20曲以上聴いてますが、誰とも似てません。すんごい個性です。好みがわかれるところでしょう。
オフィシャルサイトでは太っ腹なことにかなりの音源が聴けます。Stoney Endもフルで聴けますのでぜひお試し下さい。珍味。他のアルバムは、結構個人的にツボなグルーヴィな曲がいっぱいありました。
ついでに
NyromaniaもいればMarylomaniaもいる!ってことでファンサイト?はこちら”marylomania

Martha0003Marthalabel0004Eriktagg0005
●Martha Pendleton♪Stoney End (single)
ぼろぼろスリーヴ写真で失礼します~。オランダものローラカヴァー聴くのは初めてかな?歌詞は英語。この方、何者かは知らなかったのですが、調べてみたらErik Taggがオランダでリリースしたアルバムにバッキングコーラスで参加している人のようです。(久しぶりにErik Tagg引っ張りだして聴いてみましたです。)ちなみに彼の"Smilin Memories"の日本盤CDライナーによれば「キーボード(ピアノ)プレイについてはローラ・ニーロの影響を受けた」との発言アリ。Marthaには全然関係ないけどね。

●Karen Wyman♪Time And Love/♪Goodbye Joe(single)
ひとつぶで二度おいしいTime And LoveとGoodbye Joeのカップリングシングル。アルバムには収録されなかったのかしらん?おそらく同時期に出たと思われるDeccaのセルフタイトルアルバムも元気あふれるCalifornia Shoeshine BoysやSave The Countryが聴ける好盤でした。この人を聴いていると実力派少女歌手ってことでなんとなく思い出されるのはJulie Buddなんだけど、今度めでたく初期のアルバムがCD化されるようだから、Karen WymanもCD化希望!そのあかつきにはこのTime And LoveとGoodbye Joeもボーナスでつけて、ね。
(おまけ)
↓ローラカヴァーとは関係ないけど、アルバム「Karen Wyman」のジャケ裏と同じ写真をカラーで使った日本盤シングル見つけて思わず手がでちゃった。うーむ、可憐・ワイマン17歳。(失礼・・・。)
Karenep0009

さて、そのほかのタイトルはアーティスト名(カヴァー曲名)を簡単にリストアップしておきます。
ElectricscrewdriverJulienewsom1jpg0018Julienewsom1jpg0018_1IlissaBelmont
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●Electric Screwdriver(♪Stoned Soul Picnic)
●Julie Newsome(♪I Never Meant To Hurt You)
●Joan Carroll& Footprints(♪I Never Meant To Hurt You)
●ILissa Berman(♪To A Child)
珍しい「To A Child」カヴァー。なかなかイイ。
●David Belmont(♪Poverty Train,♪Mother Spiritual)
「Poverty Train」も珍しいけど、極めつけは男の「Mother Spiritual」
●The Certain Sounds(♪Save The Country)
●Tom And Judy(♪Stoned Soul Picnic)
ジャケが遠目にTuck And Patti?(祝来日!)Tomという人は後にカナダの上院議員になっているようです。
●Carr And Shebesta(♪Stoney End)
こっちは見た目Captain&Tennilleですか?全然違うか。
●The New People(♪Stoney End)
●Kay Starr(♪Sweet Blindness)
このシングルはアルバムに入っているのかしら?

ふう~一気に出したんで疲れました。この中では、えーと、Kay Starrがよかったかなあ・・・。
例によって何か関連情報ありましたら教えていただければ幸いです~。

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The Chicks  
~Kiwi Sisters from New Zealand!

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さてさて、このほど初めて南半球発ローラ・ニーロカヴァーを見つけたのでご紹介!
●The Chicks/Stoney End
b/w Get Ready~Uptight
(Polydor New Zealand 425221)
Arr.by Don Richardson
Prod. By Rob Robinson

Dixie Chicks・・・ではなくて、The Chicks。JudyとSueという二才違いの姉妹デュオです。
上のぼろっちいレーベル画像だと見づらいとは思いますが、縁にMADE IN NEW ZEALANDの文字が入ってます。
例によってまったく予備知識ナシで買い求めました。(なぜか某オークションでオランダから出品されてた)
ありがたいことに彼女たちのバイオやディスコグラフィーについてこちらに詳しく載ってました。
アルバムの収録曲は残念ながらわかりませんが、カヴァーもののレパートリーもR&B、フォークなど多様です。もしかしたら"Stoney End"以外にもローラナンバーをやっていたかもしれません。
かなりの枚数をリリースしていたようですから、母国では有名なのかも・・・さしずめニュージーランドのザ・ピーナッツ?いや、こまどり姉妹・・いやいやNZだからキーウィ姉妹って感じでしょうか。

このシングルの内容については、Stoney Endのカヴァーでも初期にあたるThe BlossomsPeggy LiptonのOdeレーベル・Lou Adlerプロデュースヴァージョンを完全に下敷きにしたソフトロック系アレンジ。ヴォーカルはB面のGet Ready~Uptightのソウルフルなメドレーのノリに比べると、ちょっとおすまし清純派という感じなのもあいまってPeggy Liptonカヴァーの影響がより濃いように聴こえます。例の歌詞についてはLauraのシングルでもThe Blossoms版でもなく、通常の♪I was raised on a good book Jesus~なのですが、♪I wanna see the morningの wannaをwant toと歌っているのと、ところどころ発音が英国風(というかニュージーランドなまり?)にも聴こえるのがほんのり珍味・・・いや♪cradle me~をクライドル・ミーとは歌ってないけどね・・・。

それにしても、今までノーマークだったニュージーランド、オーストラリアのネタ、探してみたら、なんか出てきそう・・・。(ご存知の方、情報下さい。)

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いーぐる~DUG~Cotton Club・・・  
日々是ローラ

すっかり更新サボってます。11月の日記のまとめ書き~♪
(こうなると「月記」っていうのかな?)

◆11月4日
四谷のジャズ喫茶「いーぐる」のイヴェント「ディスク・チャート・アゲイン」 に行ってみた。
この店は現在はジャズ喫茶だが、かつては「ディスク・チャート」というロック喫茶として営業していて、存在していたのは1年足らずだが、その間、山下達郎、大貫妙子など、すんごい人脈が集っていたというので伝説化しているようだ(※「いーぐる」後藤雅洋氏のブログの11月5日付記事(「ディスク・チャート」について詳しい)
このたびのイヴェントは「当時かかっていた曲」「その後もお店があればかかっていたであろう曲」を当時お店にいて長門芳郎氏の選曲でかける、という趣向で、氏のブログpopsicle-dazeのイヴェント告知で当日かける予定のアーティスト名にLaura Nyroの名前があったのでそそられて出かけたわけだ。
私のような後追い世代は場違いか?と思いながらお店に入る。席はほぼ満席。一人で相席させてもらう少々の居心地悪さも1曲目のSteely Danがかかった瞬間に消えてしまった。わあお。なんていい音、いい曲。"Do It Again"ってのがまたシャレていて心憎い。70年代前半の曲に混じってJohn MayerやRaul Midonが流れる選曲の妙が、「ディスクチャート」を今に蘇らせ、単なる懐古趣味に陥らせず、「芯」の通ったものにしていた。(→選曲リスト)ちなみにLaura Nyroは当時の最新アルバム"Gonna Take A Miracle"から"Bells"がかかった。あー、ウチのしょぼいオーディオで聴くのと全然違うよ、もう。ちなみにスピーカーは当時TANNOYだったそうで、今はJBL。まあ、オーディオ無知の自分にはさっぱりわかりませんが、いい雰囲気の空間で、いい音、いい選曲で聴くローラ、また格別でありました。
今、こんな感じの音楽をかけているロック喫茶(バー?)って、東京のどこかにないかなあ?あればきっと入りびたりになりそう・・・。

◆11月8日
福岡の七院知さんが久しぶりに東京に来たので、前にも集まったFさんとで会いましょう~♪ということになり、新宿ディスクユニオンで待ち合わせ。ここのユニオンはめったに来ないので勝手がわからないままシングルを掘って、ついついThelma Houstonの"Save The Country"を買ってしまった。アルバム持っているのに完全な無駄遣いだ。なんか、7インチの魅力に取り付かれている?
Thelmaep
3人で新宿のDUGで「音楽放談」。酒も飲まずにひたすらに。
七院知さんがお土産をたくさん持ってきて下さって感激。写真はその中の一枚。
Heavyhits
ローラの入った編集盤は本当にイロイロな切り口があって、サイケ、レアグルーヴ、SSW、フォーク、ブルーアイドソウル、フェミニズム、アカペラものなどなど枚挙に暇なし。「ローラがどう聴かれているか」その多様な音楽性を示していておもしろいと常々おもっている。なーんて、聴いているときは単純に選曲の妙を楽しんでいるだけだけど。

*そしてなんと後日、Fさんからもすばらしいものをいただいた。
Wedding Bell Blues(c/w And When I Die)
Verveforecastwedding
英国Verve Forecast盤ですよ。カンパニースリーヴも初めて見た。感激。やばい。ローラのシングル集めたくなってきた・・・。

お二人に感謝、感謝。ありがとうございました!!

◆11月16日
Kenny Rankin@Cotton Club
9時半からのステージを観る。8時半から会場に行ってかぶりつきの席を陣取った。めちゃくちゃ近い。Cotton Clubは去年の暮れにRickie Lee Jonesを観て以来。たいへんいい雰囲気ではあるが、当方金銭的に余裕がないので中で食事を楽しんだことはない。ジュース一杯でビンボーったらしく次のステージを待つ間、後方の席にKenny RankinとベースのPeter Marshallが飲みながらくつろいでいるのが遠巻きに見えた。でも誰も近づいて話しかけるようなハシタナイことをする客はナシ。オトナだなあ、みんな。
Time and love~Penny lane~Why do fools fall in love~While my guitar gently weepsとメドレーで。
この展開はBottom Line Encore Collectionにかなり近いが、生で聴くと・・・もう、陶然です。ライブ終了後、ちょっとしたサイン会をやってくれたので、会場販売のCDChristmasと持参したシングル"Polonaise"にサインをもらった。
Autographpolonaise_1
("NOT FOR SALE"の"NOT"の上の塗りつぶしは入手時からのもの。。玉に瑕ナリ。)
ランキン氏、なかなかフレンドリーな方で、「これは自分も持ってない。どこで買ったの?」こちらが何も言わないのに「両面にサインしとこう♪」とご丁寧に入れてくれたのであった。

◆11月某日
久しぶりに村上春樹の本を買った。「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける490の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?
そういえば、村上春樹は「風の歌を聴け」からきっちりはまって、昔は新刊が出れば必ず買って読んでいたんだけど、ここのところはご無沙汰してた。読書にはまっているときは音楽は手薄になるし、音楽ばかり聴いている時は本は読まなくなってしまう傾向があるせい。
では、なんで「この本」?それは質問79「ローラ・ニーロ」(P63~64)の項を参照されたし。「意味がなければスイングはない」の続編に期待!

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続・日本盤7インチの誘惑

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ローラ誕生月の「極私的お祭り期間」も終わり、すっかり元のテンションに戻っております(苦笑)。更新は入手したブツがあったときに適宜って感じで。あ、最近入手したStanley Turrentine/Always Something ThereとJames Last/Super Stereo'74のジャケ写、左のPHOTO ALBUMSにアップしました。

さて、タイトルはなぜ「続」なのか?
それは去年の3月に国内盤7インチの誘惑について、以前、ブラッド・スエット&ティアーズの「アンド・ホエン・アイ・ダイ」をお譲りいただいたことを書いたのが最初だからであります。
あれから1年以上経って、ちょっと増えた分をまとめてアップ&ウォントリストもアップしてみようかと。基本的にレコハンのとき目当てのものが見つからず、手ぶらで帰るのがイヤなときにちょっと探す、という程度の集め方です。
しかし見れば見るほどアジがありますね、日本盤のシングルって。

■フィフス・ディメンション日本盤シングル「不完全」コレクション!
●ウェディング・ベル・ブルース
(東芝音楽工業LR-2391)解説・八木誠
*解説に『ローラ・ニーロ(あるいはローラ・ネロ)』と書いてありました。ネロと呼ばれていた頃があったのでしょうか?確かにネロと聴こえないこともないけれど。
そういえばこのシングル、ジャケットが違うのを見たことがあるような・・・あれは後のBELLレーベル?
●ブローイン・アウェイ
1970(東芝音楽工業LR-2452)解説・TBS平川清圀
●セイブ・ザ・カントリー
(BELL 88029) 解説・八木誠
●ヒーズ・ア・ランナ ※ネバー・マイ・ラブのB面
(CBSソニー BELL 88068) 解説・朝妻一郎
*あれれ?解説文が、B面は「Love Like Ours」であるかのような書き方だけど、実際そのカップリングでもリリースがあったんでしょうか?
●ストーンド・ソウル・ピクニック(輝く星座と両A面扱い)
(CBSソニー BELL BLPB-221)解説クレジットなし
あれれ?輝く星座/ストーンドソウルピクニックは同じデザインでもう少し豪華な金色使いのジャケットを見たこともあるような・・・幻覚?
●パペット・マン
(CBSソニー BELL 78001)「来日記念盤」4曲入りEP
A-1.パペット・マン A-2.セイブ・ザ・カントリー B-1.自由への讃歌 B-2.平和のために
解説・5th Dimension Fan Club会長 大山エイジ
*解説の最後のひと段落を埋めた「万歳5唱」、笑いました。

*この4曲入りEPはアルバムをそのまま縮小したようなスリーブに裏面が解説、中に歌詞カード1枚という仕様。ほかに●"Aquarius"のジャケットの<輝く星座/ブローイング・アウェイ/ウェディングベル・ブルース/レット・イット・ビー・ミー>の4曲入りのもの、●"Individually & Collectively"のジャケットの<哀しみの部屋/夢の消える夜/とどかぬ愛/ブラック・パッチ>の4曲入りのものがあるはず・・・。見つかるかなあ?

◆Wants!
●まずは、「ほかにどんなローラナンバーの日本盤シングルがあるのか?」情報を求む(←他力本願)
●ストーンド・ソウル・ピクニック(c/wスイート・ブラインドネス)
肝心のコレ、未入手です。。
●スリー・ドッグ・ナイト/イーライズ・カミン
これは見つかりそうで見つからないじれったさ。
●レスリー・ゴア/ウェディングベルブルース
お高そうなので臆してます。
<別格>
●ローラ・ニーロ/グッバイ・ジョー
●ローラ・ニーロ/ストーンドソウルピクニック
どっちも見つからない&バカ高い(5桁円)ので、長期戦覚悟です。

追記
●バーブラ・ストライサンド/ストーニー・エンド
●ピーター・ポール&マリー/アンド・ホエン・アイ・ダイ
は某所で見つけました。

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LauraとGoogieのつづれおり♪   
~from Sweden

SunnerligenMoniqaback_2
●Moniqa Sunnerberg/Sunnerligen
2ヶ月前のこと。スウェーデンものに強い下北沢の某レコード店のリストにこんなコメントを発見。

「オススメしたい曲が2曲ありまして、まず冒頭のLAURA NYROのカヴァ-(VINTERVIND)って曲!何のカヴァ-かはわかりませんが、イントロからDOOBIE BROTHERS「LONG TRAIN RUNNIN'」激似の疾走ファンキーロック!」

むむむ?何の曲がわからない、ってことは少なくとも「ストーンド・ソウル・ピクニック」や「イーライ」などの有名曲ではないだろう。一体ナニ?気になる~。絶対買わねば!
・・・と勢いこんではみたが、ちょっとお高い(5桁)ので他店も探したところ、コンディションは落ちるものの半額以下で渋谷の某店にあったのでそちらで購入。(ああ・・・××レコードさんごめんなさい。 )

さーて、どの曲のカヴァーやってるのかなあ~とわくわくしながらジャケット裏を見たら、なんとLaura Nyroと書いてあるのが2曲もあるではないか!
Moniqaback2_1
A面1曲目の“Vintervind”と3曲目の“Det Syns Inga Anglar Pa Sergels Torg”。
これ、何だかわかります?ちなみにVintervind=winter windだと推測できたけど、ローラにそんなタイトルの曲はないし・・・。
答えは・・・
前者が“Beads of Sweat”、後者が“Gibsom Street”。
どちらもカヴァーされたのを今まで聴いたことない。すさまじい選曲してる。だいたいのっけから“Beads of Sweat”って、朝からカツ丼ですか?ってな感じですよ。ローラのアルバムでも「魂の叫び」のピークですもん。
肝心のMoniqa Sunnerbergもバックにクレジットされているメンバーも全く知らないのですが、Moniqa様はどうやら女優さんのようです。(ジャック・タチの「パラード」などに出演している)
"Beads of sweat"のドラマティックな展開が、「この曲の世界を演じたい!」と女優魂に訴えるものがあったのでしょうか。Moniqa様、堂々と歌い上げてます。 もちろんスウェーデン語で。

スウェーデン語のカヴァーといえば、以前にもSiw Malmkvistの"Sweet Blindness"を聴いたことがあったけれど、特に違和感はありませんでした。今回のカヴァーもローラのカヴァーに関してはそんなに変な感じはなかったのですが、キャロル・キングのカヴァーのようなスローな曲になるとスウェーデン語特有の巻き舌音がすっごく気になる・・・。(タイトルのGoblinを見てどの曲かわかりますね?「ゴブラン」=Tapestryです)

さて、このレアなカヴァー2曲だけでもじゅうぶんにうれしい発掘だったけど、さらに個人的にうれしかったのがGoogie CoppolaのAirというグループの曲を2曲(”Realize”と”The Man Is Free”)取り上げていること!このAirの唯一のアルバムは私の大のお気に入りで、その後Googieの参加している作品はせっせと集めたくらい。(Googieについては以前にこのブログでもGoogieを探せ!というタイトルで書いたので、詳しくはそちらで。)さきのレコード店のコメントでも、このGoogieカヴァーをオススメのもう1曲として「極め付けは(TILL MIN BARNDOMS ANGAR)っていう相当グルーヴィーなジャズ・ファンク・ナンバー!」と紹介しているとおり、出来も◎です。

それにしても、こんな選曲、いったい誰がしたのか。Lauraはともかく、Googieまでチェックしているスウェーデンの音楽状況って、どんなんだったんでしょうか?興味は尽きません。
とにかくこのアルバム、ここ1年掘ってきて最大の収穫でありました。(オオゲサな・・)

※蛇足
「『LONG TRAIN RUNNIN'』激似」とはおもいませんでした。。

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Sweet Lovin' Baby

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●スウィート・ラヴィン・ベイビー/やまじえびね
今日はローラのたんじょうび。
ローラはもちろん、大好きな女のひとたちをおもいだしてます。母、友人たち・・・。
いつも心のどこかでくるしくせつなくおもいだすのって、なぜか「彼女たち」のことばかり。
キスした女性も、抱きあった女性も、そうしなかった女性も、みんなsweet lovin' baby...

こんな今の気分にぴったりなのが「やまじえびね」の2003年発表の表題作を含む、著者によるベストセレクション9編を収めた短編集。
やまじえびねの作品には女性の同性愛的要素を含んだものが多く、表題作「スウィート・ラヴィン・ベイビー」もそうです。ただ、帯の文は表題作の中に出てくるセリフの一部とはいえ、作品の本質を曲げて伝えてしまいそうな気がして心配。連想されるような、露骨な性的な描写などはありません。むしろ、そんな楽しい時間をすごしてたはずなのに・・・というせつなさがテーマかなとおもいます。失恋よりもある意味もっとせつない、その空気をさらりとした端整な線で描いています。この卓越した画力とべたつかない洗練されたタッチが大きな魅力であり、性的な表現をしても下品にならないポイントではないでしょうか。影響を受けた作家は高野文子、大友克洋と聞けば「なるほど」とおもわせる雰囲気もあります。

著者のあとがきでローラについての言葉を少々引用すると

収録曲をタイトルとして拝借し、そのCDを小道具として使用したローラ・ニーロの『ニューヨーク・テンダベリー』は素晴らしいアルバムなので、興味を持たれた方はぜひ聴いてみて欲しい。音楽が醸し出す「気分」に、わたしはいつも影響を受けている。

この言葉のとおり、「スウィート・ラヴィン・ベイビー」は「ローラの世界をマンガで表現した作品」ということではなく、ローラの音楽に触れて、そのイメージをふくらませながら作者独自の世界を生み出しているといえます。
作品は40数ページ、ローラが出てくるのは2回ほどでしょうか。さりげないけれど印象に残る使われ方なので、実際、著者のあとがきにあるように、この作品を読んでローラを聴いたという「やまじえびね」ファンも少なくないようです。
私も何を隠そう、読む前は、「このタイトルで、ローラをモチーフに使ったのが陳腐な作品だったら、ファンとして複雑だなあ」なんておもってましたが(←何様だ?っての)、杞憂でした。一読、すーっとやまじえびねの世界にひきこまれて・・・もしローラの曲を使って映画を撮ったら、こんなストーリーもいいなあとおもいましたです。

などと書いていたら、この冬、やまじえびねのLOVE MY LIFEが映画化されるそうです。この作品とローラは直接関係ありませんが、映画の予告編にも使われている、主人公"いちこ"に恋人"エリー"が言う「いちこはまぎれもなく愛の中で育った子供よ」というセリフがどことなく"Stoney End"の冒頭の歌詞をおもいださせます。(なんでもローラに結びつけちゃう・・・)
映画をきっかけに「やまじえびね」に注目が集まり、ひいてはローラにも新たなファンが増えることに期待したいところであります。
◆映画Love My Life公式サイト→LOVE MY LIFE

【おまけ】
女同士万歳!ってなNyro-esque音盤ご紹介~♪
Jadesarsapparilla
●Jade and sarsaparilla(submaureen records 1976)
Janet HoodとLinda Langfordのデュオ。(といっても何者か皆目わかりません)
ブルーアイドソウルとフォークのかけあわせ=nyroesqueです。
"Gonna Take A Miracle"もやってるところがニクイ。オリジナル曲もよくて、オススメです。

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picnic,a città verde  
~ピクニックの足は?

Piter1Piterlabel
●Piter e i Funamboli/Picnic,a Green City
最近入手した「ローラ・ニーロカヴァーもの」からご紹介。
ワタシのローラカヴァーコレクション初のMade in Italyです~。まずpicture sleeveのタイトルにご注目。”PICNIC a GREEN CITY”の方がメインになってます。(その下、Billboard HOT100でThe 5th Dimensionが最高位3位をマークしているところにチェックが入っているのもなんかイイですね。)
もともと”Picnic, A Green City”というのはあくまで”Stoned Soul Picnic”のサブタイトルとしてしか使われていないとおもうんですが、そもそもローラオリジナルにもこのサブは入ってたのか?細かい話ですが、気になります。
わざわざ”Picnic,A Green City”をメインにした理由は何でしょう?もしかして”Stoned”というのがヤバかった?でも”Green”だって似たようなものじゃあないの(笑)。そういえば最近のニュースで「おとり番組で麻薬検査、伊議員16人陽性」なんてえのがありましたね。これだけ浸透してるってことは、昔から麻薬に関する禁忌意識は低い国なのかとおもったんですが・・。
さて、いよいよ中身。例によってPiterもFunamboliも何ものか全く知りません。
でもタイトルが英語だから英語だと思ってかけてみたら・・・イタリア語でした!!
"Picnic"はイタリア語でも"Picnic"というみたいだけど、他のところは英語と音が重なるところはありません。
あー何て歌っているのか・・・ぜんぜんわかんないよ~。でも♪すとーんそおお~る♪のところで、♪あーもおお~おうおうおうれ♪って歌っているとこだけはわかった。。

ローラもイタリア系なんだから、もっとイタリアでカヴァーされているかもしれないですが、今のところ見つけたのはこれが唯一です。ひきつづき探索してみまーす。

【蛇足コラム】
~Stoned Soul Picnicの足は?~
どうでもいいコラムにさらに蛇足。
今回、上のジャケット写真を見て、「やっぱりコレでしょ」とおもったワタシ。
何の話かというと、「Stoned Soul Picnicに行くときの"アシ"は何か?」ということでして。
こんなアホなことを考えるキッカケはコレ、ロンドンの男女ポップデュオSwing Out Sister5枚目のアルバムShapes and Patterns。日本盤ライナーでメンバーのコリーンが「ロ−ラ・ニーロが言葉遊びをしているように、心に浮かんだ言葉やフィーリングを大切にしたかったのよ。」とローラを引き合いにだし、自身の作詞の面でターニングポイントになったと述べています。そのあたりを考慮したかどうかは不明だけれど、訳詞のほうも従来と異なる新しい訳が載っていました。
★                    ★
クルマを出して、ピクニックにおいでよ
クルマを出して、ピクニックにおいでよ、カモン、カモン
ストーンド・ソウル・ピクニックまでクルマを出して、
コロがしといでよ
ストーンド・ソウル・ピクニックまでコロがしといでよ
時間もワインもたっぷりあるから
レッド・イエロー・ハニー・サッサフラスに、
ムーンシャインあるし
レッド・イエロー・ハニー・サッサフラスに、
ムーンシャインあるし
ストーンド・ソウル
カモン、カモン
ストーンド・ソウル・ピクニックまでコロがしといでよ
ストーンド・ソウル・ピクニックまでコロがしといでよ
雨と太陽はペアになっている
そして空からは神さまと雷が降りてくる
そして空からは神さまと雷が降りてくる
ストーンド・ソウル、ソウルにコロがして
緑もたくさん芽吹いている
音楽だって溢れている
信頼だってたっぷりある
黄金ダストだってたくさんある
思い込みの甘い列車で、一緒にコロがしといでよ
~後略~
(江口研一訳)
★                     ★
のっけから、クルマ?自動車だったの?ちょっとびっくりしちゃいました。
Laura の曲には"Poverty Train"や" Been On A Train"など「電車」はあるけれど、「車」はあまり出てこない。
だからこの曲の場合も、私のイメージでは徒歩か自転車&電車で行くのだとイメージしていたのです。
だって後半の歌詞に"train of blossoms""trains of music"って何度も出てくるし。。
そのせいか「クルマを出して」という訳に対する違和感がどうにも拭えなかったわけです。

ところがManhattan TransferのJanis Siegelのアルバムスケッチ・オブ・ブロードウェイを聴いて、あっ!とおもいました。このアルバムは、ブロードウェイミュージカルの曲を集めた作品だが、中で「オクラホマ」の"The Surrey With The Fringe on Top(飾りのついた四輪馬車)"という曲を"Stoned Soul Picnic"を上手くつなげてアレンジしている、とっても洒落た構成の曲です。
「馬車」・・・それはおもいつきませんでしたわ・・・。

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Gil's Song~Ghetto Poetry

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"Gil's Song"とは、アルバムMother's Spiritualの冒頭を飾る曲で、息子Gilへ捧げた"To A Child"という作品のサブタイトル。ローラはこの曲を書き上げたとき、「もう死んでもいい、引退してもいい、と思った」といいます。それほど気に入っていた、特別な作品と言えそうです。

さて、ローラから惜しみない愛情と、こんな素敵な曲を捧げられたGilは今どうしているんだろう。
・・・とおもったら、最近彼が、母・ローラの愛に応えるような曲を作ったのを耳にすることができました。その名を"Gil-T"とし、ずばりローラの"Stoned Soul Picnic"を使った曲をやっているのです!

Michele Kortのローラ伝記本"Soul Picnic"の中でGilくんのカワイイ赤ちゃん~少年時代の写真をたっぷり見ていただけに・・・あらまあ、いつのまにかオトナ(それもコワモテ?)になっちゃってぇ~などと親戚のオバチャンみたいな反応をしそうになります。(もっとも22歳の時の写真には現在の姿を思わせる雰囲気もあったけど・・)
ローラは"My Innocence"で♪My innocence,my innocence comes from my mother♪と歌っていたのに、息子はGil-Tときたか・・・なんて眉をひそめるのは早い。
まずはこちらで聴いてから!(*サインインしなくても聴けます。)

いかがでしたか?
なんだか"Ghetto Poetry"ときけば、まるでローラの作品にありそうなタイトルだし、かつて"Descent of Luna Rose"という曲でArchie Bellの"Tihgten' Up"を引用してみせた(?)ローラが、生きていたら、今のニューヨークを歌ったなら、こんな感じにHip Hop系の音やってたかも・・・なんてことまで想像してしまいました。(こうなると妄想か。。)
さらに、上記のGil-Tのmy spaceを読むと、
「現在、自分のアルバムと並行して、ローラのトリビュートアルバムのプロジェクトにとりかかっている、これは彼女のファンには特別なものになるだろう!
と書いてあるではないですか!
この「トリビュートアルバム」というのが、彼の個人的なプロジェクトなのか、はたまたいろんなアーティストが参加したものなのか、など詳細はいまひとつわからないのが歯がゆいけれど、(どなたかごぞんじでしょうか?)いずれにせよ、Gil-Tの今後の活動に注目せざるを得ません。

【追記・1】
David Lasleyのローラカヴァープロジェクト、一体あと何年かかるんでしょうね。。

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"Song For Laura Nyro"